読書感想文vol.1

月とコーヒー 何気ない少し特別な日

 この作品は短編小説になっていて,軽快な読み心地になっている。あとがきでも同じようなことが語られているが一つ一つの作品が「あれ?ここでおわりなのかー」という少し拍子抜けするような綴じ方になっている。先がひどく気になるような,淡白すぎてつまらないようなということなく,ある意味で気持ちの良い終わり方?なのかもしれない。

私はコーヒーが好きなので,作品の中に出てくるコーヒーと食べ物の組み合せやシチュエーションはなんだかやってみたくなる。ハッピーエンドではなくバッドエンドでもない。ただ誰かの生活が少し変わる、そんな小さな変化をのぞかせてもらう特別な感覚を味わった。

私の生活も小さな変化ばかりで拍子抜けするようで,味わい深くも淡白でもないのだろう。

おわりー

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